中国で氷雪観光が急成長の兆し

雪国の文化や風俗、ウィンタースポーツなどを体験する、いわゆる「氷雪観光」は冬季の主要旅行商品として中国人の新たな選択肢になっており、中国の旅行業界も今後大きな市場へ成長すると予想している。中国旅游研究院が発表した報告書を以下に要約した。

  • 「氷雪観光」は大衆レジャーやリゾートと同等に重要視され、発展初期の市場を形成する兆しをみせている(「中国氷雪旅游消費データ報告2018」中国旅游研究院/途牛旅游網)
  • 2016-2017年の中国国内における氷雪観光の市場規模は1.7億人回、観光収入は2,700億元に達した。
  • 雪体験や雪景色を楽しむ「氷雪体験ツアー」の参加人数は氷雪観光の72.4%を占める。
  • 氷雪体験ツアーの魅力は雪の風景はもちろん、当地の習慣や文化が色濃く残っている情緒豊かな風情。
  • スキーやスノボーなどの「ウィンターリゾートツアー」は氷雪観光の27.6%を占める。
  • 雪体験と同時に温泉を楽しめるツアーは全体の13.4%であり、これらのセットは市場の中でも非常に訴求力が高い
  • 青少年の雪国研修旅行も有望な商品
  • 氷雪観光は中国からのアウトバウンド市場としても新しい市場を形成しつつある。ヨーロッパ、日本、アメリカなど、ウィンターリゾートが盛んな国は中国でも毎年多くのスキー愛好家の選択肢となっている。
  • 2021-2022年の中国氷雪観光の市場規模は3.4億人回、観光収入6,700億元に達すると予測

人民日報海外版
2018年1月5

日本は世界的な豪雪地域であり、良質な温泉施設を有するスキー場も各地に点在する。中国人の日本の温泉に対する評価は高く、今後日本でも意外なスキー場に中国人がどっと押し寄せる日も近いと思われる。

中国冰雪游突破1.7亿人次

出典: travel.people.com.cn