これらは全く異なる別のナッツです。
日本国内ではオニグルミ(鬼胡桃)を山胡桃の名称で販売されているネットショップをみかけることがありますが、中国の山胡桃(小核桃)をお買い求めになる場合は、念のため確認された方がよいでしょう。
ちなみに、山胡桃とオニグルミは、殻付きの外見、中身の実(仁)ともに違います。
山胡桃は3~4センチ程度の楕円形で、外殻はオニグルミほど硬くありません。表面は滑らかです。一方、オニグルミは大きい個体では5センチ以上あり、外殻は非常に硬く表面に凹凸があります。


味や食感を比較すると、山胡桃、オニグルミともにクルミ特有のコクがありますが、山胡桃は小気味好い歯ごたえと香ばしい風味があり、オニグルミは柔らかく、クセのない淡白な味わいです。
よく山胡桃の味についてお問い合わせ頂きますが、「ウォールナッツとピーカンナッツのいいとこどり」のような味と例えています。
双方を食べ比べてみると、同じ胡桃でもこんなに違うのかと驚かれると思います。機会がありましたら是非お試し下さい。