中国のニュース

急速に成長するスキー産業 まだ序章に過ぎない

中国のウィンタースポーツ市場が活況を呈している。
2018年中国スキー産業白書によれば、2000年から2018年の20年足らずでスキー場は15倍(50箇所→742箇所)、スキー人口は70倍(30万人→2113万人)に増加し、氷雪スポーツ愛好家3億人の目標も少しずつ近づいてきた。黒竜江省や河北省など中国北部ではスキー場が集中しているが、長江以南の市場も伸びしろが大きい。故にウィンタースポーツ産業においても中国は世界で最もホットで有望な市場であり、世界中から注目を集めている。

中国经济网

国土が広く、人口の多い中国ならではの産業の成長速度。現在、全世界のスキー場の三分の一が中国にある状況というから、なんともスケールのでかい話である。記事にも書かれているが、中国におけるスキー産業はまだ始まったばかり。インフラもソフトも未整備な分野は多い。2022年に北京で開催される冬季オリンピックをひとつの契機として需要が大きな高まりをみせる中、日本のスキー産業界、観光業界にも様々な商機があると期待されている。

我国滑雪场数量占全球三分之一 滑雪产业正在“起步区”

出典: travel.ce.cn

中国でこんな日本のモノが売れてます

一般工事用シーリング材(トスシール/モメンティブジャパン)

シーリング材とは「構造物の防水性や気密性を保持するために、継ぎ目や隙間に充塡(じゅうてん)する材料。※出典:コトバンク」です。台所やふろなど水回りの壁とテーブルや床などを見ると、境目に白くて柔らかいゴムのような物質を目にされるかと思います。これがTモールで月に約8,000個(累計55,000個)以上売れています。

他のシーリング材を扱う店舗をみてみると、中国産のシーリング材は倍近くの売り上げがあり、アメリカ製やドイツ製など外国からの輸入品も散見されます。価格帯(30~40元)、効能(防水、防カビなど)、ページの作り込みに大差はありませんが、中国産に次いで当該日本ブランドのシーリング材の販売数が多いです。

中国は、新築でも中古でも部屋の内装を業者に任せず自分たちで行うことが一般的なため、DIYは日本よりも身近で盛んです。このような中国特有の不動産事情、ライフスタイルがこれらの建築材が売れる理由のひとつと考えられます。

日本进口东芝GE83玻璃胶防水防霉厨卫胶水家用中性硅胶密封胶透明

出典: detail.tmall.com

農村観光市場が急速に発達

メーデーの連休を目前控え、長江デルタ地帯の農業レジャーと農村観光の業界が博覧会を開催するなどの販促プラットフォームを起ち上げ、観光客や旅行団体へ向け当地の美しい田園地帯における田舎体験をPRした。

今回の展示会において、中国農業連合や上海の崇明、松江地区の特別ブースが出展し、また浙江や重慶のデルタ地域のパビリオン、更には長江デルタ農業レジャー観光や農村観光関連の様々な企業の展示ブースが出展するなど最終的には280もの企業・団体が参加するに至った。

上海市農務委員によれば「(上海市民にとって)メーデーのようなちょっとした休暇には、長江デルタ地区内のエリアへの中短距離旅行がアジャストする。旅客の観光需要と地域の農業レジャーや農村の観光資源をマッチングさせることで多彩な旅行計画、選択肢を供給することができる」と言及した。

また、業界筋によれば、長江デルタの農業レジャーと農村観光産業は急速な成長期に入り、市場における位置づけも向上した。農家の収入も増加し、都市住民が休日をのんびりすごす新しい農村ライフスタイルを目指すことも珍しくなくなった。

上海においては、現在22の農業レジャー&農村観光エリア、関連観光スポットは325存在し、年鑑の観光客数は既に1,928万人に達し、93億元の営業収入と2.84万人の雇用を生み出している。

中国旅遊新聞

江南には市街地からクルマを1時間程走らせると映画に出てくるような美しい農村が点在する。ここ数年来、郊外へドライブに出かけ、現地の農村料理を堪能する小旅行が流行っているのも必然であろう。訪日観光客の消費行動と同様、中国国内の観光市場においても、農業体験やローカルのアクティビティが強力な訴求力を有する観光資源として注目を集めている。

长三角休闲农业和乡村旅游业实行“节前推介”

出典: zgly.xinhuanet.com

中国の物価:例えば杭州で独り暮らしするとしたら

仮に中国の若者(中国に慣れた外国人も含む)が杭州で生活するとしたら、1か月の生活費は女性で約4420元(75,000円)、男性で4370元(74,000円)は必要とのこと。

内訳は、
家賃 1,500元(25,500円)… 交通は特に至便ではないが不便でもない場所
食費 1,350元(23,000円)… 朝はサンドウィッチなど、一日45元
交通費:520元(9,000円)…地下鉄200元+タクシー約300元
其の他:女性1,050元(18,000円)、男性1,000元(17,000円)(水道代 50元+ネット 50元+スマホ 100元+電気&ガス 100元+理美容衛生品 女性150元、男性100元)
ファッション:600元(10,200円)

しかし、これは貧しくはないが味気ない生活。5,000元の給料であれば毎日家に籠っていないといけない。帰宅後は自炊か出前の食事を採りながらネットで遊んで寝るだけの生活である。

しかも、夏ともなればエアコン代がかさむ。時には旅行にも出かけたい。季節行事のプレゼントやスーパーでの買い物。季節が替われば新しい服が欲しくなる。友だちや同僚との交際や趣味なども楽しみたい…

最近の杭州は上品なレストランや洗練された酒BARが多くなり、若年層の生活費は年々増加している。実際、杭州で交際や趣味など、ひとり暮しを満喫している若者は7,000~8,000元(12万~14万)以上の給料を稼いでいるとみてもよい。

在杭州,月薪多少才能够养活自己?看完发现不得不更加卖力工作了!

出典: mp.weixin.qq.com

微信朋友圏のグッとくる漫画に激しく共感

日常生活のあるあるや言い得て妙を漫画で表現し、微信の朋友圏で発信している作家BinLee(李彬)。孤独や寂しさ、平凡な日常を一枚一枚の絵に味わい深く描かれ、多くの若者から共感を得ている。

朋友圈里最扎心的漫画,每一张都暴露生活的真相!

出典: www.toutiao.com

粤港澳エリアに新しいランドマーク 深センで最も高いビルの建設が始まる

粤港澳大湾エリア(香港、マカオを含む広州、深セン一帯)に新たなランドマーク「世茂深港国際センター」が出現する。
世茂深港国際センターは約500億元が投じられ、建設面積136万平米の中に700メートルの超高層ビルの他、コンベンション施設、住居施設、劇場や美術館などマンション一体型の大型都市総合施設である。

打造粤港澳大湾区新地标!深圳第一高楼正式开建

出典: news.southcn.com

春節における地下鉄の風景

2018年の2月15日は除夕(大晦日)。
この時期、広州の地下鉄では乗客が購入した花々を持ち込み、車内がカラフルな装いになる。普段は人々で込み合うが、この時期は花々が人にとって替わり、ロマンチックで濃密な年の瀬の雰囲気が充満する。

鳳凰網
2018年2月16日

新年快乐阖家安康,吉祥如意!好运连绵,狗年旺旺!

春节时期的地铁:花丛代替了人群

出典: news.ifeng.com

春節の里帰り 40年前と変わった事、変わらぬ事

「春運」は春節を迎える中国人が一斉に国内を移動することで発生する帰省ラッシュのことである。40年前の改革開放時代と現在では「春運」の姿は大きく変貌した。
かつては帰省列車のチケットを買うために気が遠くなるような長い列に並んでチケットを購入した。早朝から同僚や同郷の仲間と交代で列に並び、夜半にようやくチケットを手に入れることができた。このような状況であったので転売行為も横行し、一枚150元の切符が900元の値が付くことも珍しくなかった。しかし現在は切符を求める長蛇の列をみることはない。12036(鉄道チケットのネット販売サイト)によれば、2018年1月3日から2月1日までに3億5千枚のチケットが発売され、その内約8割に当たる2億8千枚がネットで販売されている。
目が眩む思いで列車の切符を購入しても苦難は続いた。大量の荷物と共に長時間列車に揺られて故郷に帰らなければならない。この乗車する際、大量の荷物を持ち込む情景は春節の風物詩であったが、席に座ることが出来た乗客の額には汗がつたい疲労困憊の様子であった。しかし、近年の中国国内の物流発展に伴い、列車で移動する際、大量の荷物も持ち帰る必要はなくなった。珍しいモノや欲しいモノは都会でなくても、故郷でもネットで購入できるようになったからである。
かつて深センから北京まで20数時間を要した旅路もいまやほんの8時間強である。20時間ともなると車内にはトイレから不快な匂いが漂うこともあったが、最近は清掃員が頻繁(1時間に1度)にトイレを掃除するため、今では快適に過ごせるようになった。人々の生活水準が上昇するに伴い、春運の列車内におけるサービスが向上し、特に高鉄が開通して以降、リラックスして旅路を楽しむ乗客が増えた。
また、いまでは懐かしい緑列車は空調が整備されておらず窓を開けることが出来たので、駅に着くと売り子が直接窓越しに食品などを直接販売に来たものであった。しかし、空調が整備されて窓が開かなくなってからはそのような情景を目にすることはなくなった。
このように時代の変遷とともに「春運」は変わりつつあるが、故郷で年を越し、親戚や友と再会する歓び、そして老家に対する深い憧憬は今も変わることはない。

中新網
2018年2月6日

つい数年前に鉄道駅や長距離バス駅でチケットの自動販売機を目にすることが増えて便利になったなぁ、と思っていたらあっという間にネット購入が一般的となった。隔世の感である。駅の販売窓口に並ぶ人々の気だるい表情や、ときおり販売員と喧嘩する騒然とした春運の雰囲気は今では懐かしい。
この時期、中国は本当に激しい競争社会なんだと実感する。経済発展が著しい昨今。両親と祖父母を含め6人の夢や期待を背負い、成功の波からふるい落とされないよう大きなプレッシャーを払いのけながら日々過ごしているのだろう。年に一度は親族の暮らす故郷でご馳走を食べ、消耗したココロを癒し、少し暖かくなる頃にまた熾烈な日常に戻ってくる。そんな彼らをみながら、自身も親を想い、祖父母と過ごした正月を懐かしく思い出す機会が増えた。旧正月は無性に帰国したくなる時期でもある。

回望春运40年:归家路上的“变”与“不变”

出典: city.qq.com

中国で氷雪観光が急成長の兆し

雪国の文化や風俗、ウィンタースポーツなどを体験する、いわゆる「氷雪観光」は冬季の主要旅行商品として中国人の新たな選択肢になっており、中国の旅行業界も今後大きな市場へ成長すると予想している。中国旅游研究院が発表した報告書を以下に要約した。

  • 「氷雪観光」は大衆レジャーやリゾートと同等に重要視され、発展初期の市場を形成する兆しをみせている(「中国氷雪旅游消費データ報告2018」中国旅游研究院/途牛旅游網)
  • 2016-2017年の中国国内における氷雪観光の市場規模は1.7億人回、観光収入は2,700億元に達した。
  • 雪体験や雪景色を楽しむ「氷雪体験ツアー」の参加人数は氷雪観光の72.4%を占める。
  • 氷雪体験ツアーの魅力は雪の風景はもちろん、当地の習慣や文化が色濃く残っている情緒豊かな風情。
  • スキーやスノボーなどの「ウィンターリゾートツアー」は氷雪観光の27.6%を占める。
  • 雪体験と同時に温泉を楽しめるツアーは全体の13.4%であり、これらのセットは市場の中でも非常に訴求力が高い
  • 青少年の雪国研修旅行も有望な商品
  • 氷雪観光は中国からのアウトバウンド市場としても新しい市場を形成しつつある。ヨーロッパ、日本、アメリカなど、ウィンターリゾートが盛んな国は中国でも毎年多くのスキー愛好家の選択肢となっている。
  • 2021-2022年の中国氷雪観光の市場規模は3.4億人回、観光収入6,700億元に達すると予測

人民日報海外版
2018年1月5

日本は世界的な豪雪地域であり、良質な温泉施設を有するスキー場も各地に点在する。中国人の日本の温泉に対する評価は高く、今後日本でも意外なスキー場に中国人がどっと押し寄せる日も近いと思われる。

中国冰雪游突破1.7亿人次

出典: travel.people.com.cn

日本の婚外恋愛について

最近日本のアチコチで話題になっている不倫を婚外恋愛として取り上げている。ドラマやバラエティー番組、漫画で取り上げられた題材を例に挙げて日本の夫婦の在り方を中国に紹介。実際、夫の不倫を容認している夫婦の会話を受けて「このような婚外恋愛を貴方は理解できる?」と締めくくっている。

2017年12月26日
東京新青年

中国メディアでは愛人問題についてはよく取り上げられており、不倫もそれほど珍しい話ではない。しかし、日本のドライな夫婦関係、不倫を容認する夫婦は中国では理解され難い。ちなみに中国の離婚率は2.8%、日本は1.77%(ともに2015年データ)。一見すると中国の方が離婚する割合は高そうだが、婚姻率で換算すると日中ともに3組に1組は離婚している頻度となる。

“出轨”有了新定义,最近日本夫妇称其为“婚外恋爱”…

出典: mp.weixin.qq.com

世界ブランド500選:37の中国ブランドがランクイン

2017年度の世界ブランド500選(World Brand Lab)が発表された。一位はGoogle、二位はApple、三位はAmazon。10位中9ブランドがアメリカのブランドであり、国別でみると、上位からアメリカ(233ブランド)、フランス(39)、イギリス(39)、日本(38)、中国(37)、ドイツ(26)の順である。
この37の中国ブランドには国家電網(STATE GRID)、テンセント(腾讯)、海尔(ハイアール)、华为(ファーウェイ)、中国華信、青島啤酒(ビール)など日本でも馴染のあるブランドが目立つ。また、今年新たにランクインした中国ブランドは中国南方電網、中国中車、五粮液(白酒)の3ブランドであった。500ブランドの平均年齢は100.19歳であり、100歳を超える中国ブランドは茅台(マオタイ)が418年、青島啤酒114年、五粮液108年、中国銀行の105年である。
アメリカの大学教授は中国ブランドについて、「価格やデザインは国際化に至っていないが、以降インターネットやメディアが発達するに従い、エンドユーザーとの距離が近くなり、比較的容易に世界のトップブランドとの差が縮まるだろう」さらに「欧米ではまだ定着していないが、アフリカや南米、南アジアなどの市場におけるブランド展開は見事に成功している」と述べている。

中国新聞網
2017年12月22日

日本のメディアや経済評論家もようやく中国ブランドを認める報道やコメントが増えてきたように思います。ちなみに当記事の中で、日本ブランドについては「最近立て続けに起こっているメーカーの不祥事により、その価値は暴落している」と報じています。日本企業の皆さま、一緒にがんばりましょう!

业界评世界品牌500强:谷歌排第一 中国37个品牌上榜

出典: tech.ifeng.com